こんにちわ。
堺市のおしゃれな工務店、一級建築士事務所EMSSの毎度おなじみY田です。
今日はお家を建てるときに必ず必要な『建築確認申請』のおはなしです。
みなさん、確認申請って聞いたことありますか。
例えば、『堺市で注文住宅を建てる』というときには必ず「誰が、どこに、どんなお家を建てるのか」を記載した申請を堺市役所に提出する必要があります。(その市町村ごとの役所に出します)
『建築基準法』という法律で決まっていて、一戸建ての住宅や倉庫、事務所、店舗にビルや体育館まで、基本的にどんな建物でも提出する必要があります。
つまり役所には地域の全ての家の情報があるっていうことです。
ただ、よくリノベーションや、建て替えの依頼があったときに昔の家の情報を調べに行くのですが、あまりちゃんとした記載がなく、家も外形線しか図面がなかったり、もっと昔では文字情報(面積くらい)しかなかったりします。
今では申請書に加え、周囲の地図、敷地の図面、平面・立面・断面図や、使用する内装材、換気設備の図面に構造図面まで一式提出しなければなりません。
同じ木造の「最低クリアしなければ建てれない基準」も年々厳しくなっているので、将来的には地震に弱い家は無くなっていくことになりそうです。
これに加え、SE構法による繰り返しの地震にも耐えれる構造、太陽の角度を計算した光熱費シュミレーションや、外皮性能(UA値)の検討、高断熱で高気密になるよう検討・計算をして、快適で省エネな暮らしができるパッシブハウスを広めていくことが、今後の住環境改善のテーマとなっていくでしょう。
少しでも気になることなどございましたらご遠慮なくお問い合わせください。
一級建築士がわかりやすくご説明致します。
一級建築士事務所EMSS 二級建築士 吉田