こんにちは。
注文住宅【つむぐ家】の木村です。
今回は災害・停電時における太陽光発電の役割についての投稿です。
皆さんもご存じ太陽光発電とは….太陽の光で自家発電ができるシステム。
昼間の太陽が出ている時間帯は自家発電した電気を使用できるので電気代の削減にもなりますよね。
では、災害・停電時にはどのように太陽光発電を利用するのでしょうか。
そして非常時にどこまでの生活が出来るのか。
まず4人家族での1日の電気使用量は
冬 14.2kWh
夏 13.1kWh
と言われています。
こちらの数値を目安に見ていきたいと思います。
①太陽光のみの場合
自立運転機能を使用し電気を使うことができます。
ただし非常用のコンセントからのみ太陽光で発電した電気を使用できるため
短時間の停電であれば冷蔵庫などを冷やすために使用することが多いのではないでしょうか。
数日にもわたる停電や災害時においては通常通りの生活をするのは難しそうです。
②蓄電池を活用した場合
家庭用蓄電池の平均的容量は物にもよりますが4~12kWh程
1日の平均発電量は4.5kWで12kWhなので
計算上は家庭1日分の電気使用量の確保は可能です。
ただし天候に左右されるため数日間にわたる停電などの場合で
大雨が続くような日があれば電気を使用できないこともあるかもしれません。
③V2Hを活用した場合
まずV2Hとは…..
電気自動車用の充電設備としてだけでなく、
電気自動車から自宅へ電気を供給することができるシステムです。
そのため太陽光発電システムが無くても車に充電がたまっていれば
停電時にその電気を自宅に供給することができます。
電気自動車の電気容量次第で数日電気を供給することが可能です。
例:日産リーフ 40kWh / 60kWh
スバル ソルラテ 71.4kWh
マツダ MX-30 EV MODEL 35.5kWh
太陽光発電システムと併用することで
余剰電力を車両に蓄電できるため電気代の節約にもなります。
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このように太陽光発電システムを災害・停電時に活用する方法はいくつかあります。
もちろん太陽光発電システムを使わずともキャンプなどでも活躍する
大容量のポータブル電源もたくさんの種類がありますのでそれを活用するのも一つの手ですよね。
それぞれのご家庭でどこまで災害時に備えておくか、
新しいお家を考えるタイミングで検討してみてはいかがでしょうか?^^
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