こんにちは
【つむぐ家】の鈴木です。
一般の方が疑問に思う住宅のあれこれを解説するコラムです。
今回は詳細打合せについて解説していきます。
詳細打合せとは
請負契約を交わしたときの図面をもとにプランの微調整をしたり、細かい部分や色、使う素材や設備など詳細を決定させていく
お客様お待ちかねの打合せです!
なかなか各部色の話が出てこないけど、大丈夫?勝手に決まってない?と心配されていた方も多いのではないでしょうか
打合せ方法としては
【つむぐ家】のように、事務所をショールームとして公開している工務店は少なく、カタログから商品を選んだり、建材メーカーや設備メーカーのショールームをお客様に同行して打合せを進めていく場合がほとんどです。
かと言って【つむぐ家】がショールーム打合せしないかというとそうではありません。
やはり専門の商品を扱うメーカーさんのほうが詳しいので利用しています。
主な打合せの内容は、
・トイレ、キッチン、ユニットバスなどの衛生設備
・屋根、外壁の素材、サッシ、ドアの色などの外部仕様
・壁紙、床材、ドアの色などの内部仕様
など一般的に約1ヶ月~2ヶ月間かけて進めていきます。
多くの方が、お休みの週末に打合せがおこなわれるため、それほど回数が多いわけではありません。
請負契約を交わした時点ですでに最終的な仕様が決定していれば、金額が大幅にアップすることはありませんが、詳細なグレードや仕様を請負契約を交わした後に決める場合にはどうしても希望が膨らみがちになるため、この段階での予算のマネジメントはとても重要になります。
実際にショールームで見てしまうと、どうしても価格の高いほうがほしくなってしまいます。
家具屋さんをまわっているのと同じ状況です!家に持って帰ってきたら意外とサイズ大きくて圧迫感が…。なんてことよくありますよね。
また、その他工事とされる各お部屋の照明器具やカーテン・ブラインド、エアコンなどの空調設備関係はこの時に一緒に工務店に依頼するか、お客様自ら家電量販店などで購入するかも検討します。
エアコンに関しては家電量販店のほうが安く取り付けることができます。しかし施工が甘かったりというマイナスもあります。
その点で言えば工務店は施工のプロですし、安心していただけるかと思います。
最終的な設計図面と提示された見積書は必ず目を通し、打合せの際に挙げられた変更箇所が全て正しく変更されているか、図面で修正された内容と見積書が正しく一致しているかをしっかり確認しましょう。
詳細打合せによって決まった内容は、工事請負契約とは別に「追加変更工事契約」として契約が結ばれます。工事請負契約で決まった内容と追加変更工事契約で決まった内容が総費用になります。