こんにちは
【つむぐ家】の鈴木です。
一般の方が疑問に思う住宅のあれこれを解説するコラムです。
今回はハウスメーカーについて解説していきます。
『ハウスメーカー』という単語には、正式な定義はなく、
『自社での生産能力を持つことで、建築部材を規格化、大量生産し、全国規模で住宅の建設行っている大手の会社』を我々はハウスメーカーと呼んでいます。
そもそも住宅は、家ごとに唯一無二の一点ものとして生産されるものですが、
設計、施工方法をあらかじめパターン化し、品質と生産効率が高く、均一の建物を作ることが出来るのがハウスメーカーの特徴です。
ハウスメーカーの住宅は、工法や部材、規格などの住宅のベースとなるものを、あらかじめ行政に申請し許可されたものを用いて、その許可の範囲内で設計、施工を行います。
これによって、家を建てるときの手続きの一部を簡略化しています。
上記の申請を行っていない企業もありますが、部材の規格化、効率化、大量生産の点ではそれほど差はありません。
つまり、行政審査の簡略化、材料の規格化、大量生産、大量消費により、建物の部材価格を落とし、品質を一定水準に保つことが出来るのです。
逆にハウスメーカーの設計は、あらかじめ決まった規格の範囲内に限られ、そこから大きく外れることはできません。もしくは割高となります。
建売住宅、分譲建売住宅等、完成後の家を購入する場合はほとんどハウスメーカーさんだと思っていただいて差し支えないと思います。
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