こんにちは
【つむぐ家】の鈴木です。
一般の方が疑問に思う住宅のあれこれを解説するコラムです。
今回は太陽光エネルギー住宅について解説していきます。
近年、環境に優しい無限なエネルギーとして、太陽光エネルギーを活用することが考えられています。登場した約10年前に比べ、性能も向上し、価格も安くなりました。
太陽光エネルギーを活用しているものには、例として以下があります。
◆太陽光発電
パネル部分に太陽光が当たることよって発電し、つくり出された電気を家庭用に変換することで家庭内の電力として使うことができます。発電した電気がご家庭で消費する量を超える場合は電力会社へ余った電気を売ることもできます。
◆ソーラーシステム
ソーラーシステムは集熱部で集めた太陽エネルギーを蓄熱槽に蓄え、暖房や給湯などに二次活用するシステムで、水蓄熱式と空気蓄熱式があります。
<水式ソーラーシステム>
太陽集熱パネルにより高温に達した不凍液などをポンプで循環させ、 蓄熱槽の中の水を、熱交換器により、温めてお湯にします。
温風暖房、床暖房などに使用することも可能です。
<空気式ソーラーシステム>
ガラス付き集熱パネルなどにより高温に達した空気を、小屋裏部に設置した送風機で床下に送風し、床下のコンクリートに蓄熱させた後で、室内に入れ暖房します。また 蓄熱槽の中に蓄えた水を、熱交換器により、温めてお湯にします。
よく『パッシブソーラー』や『アクティブソーラー』という言葉を耳にしますが、広義では、設備や動力を使った太陽光利用をアクティブソーラーと呼び、設計の工夫などで設備や動力を使わない太陽光利用をパッシブソーラーと呼びます。
これらの太陽光エネルギー利用システムは、リフォームによって後付けの設置も可能ですが、用途や規模によっては建物の構造そのものに組み込むことが必要になるので、新築時にしか設置できないものもあります。
また、設置した後、周囲に高い建物が建ってしまったことにより、太陽光が収集できなくなる場合もありますので、将来の周辺環境の見込みをたてることが不可欠です。
気になるコストですが、太陽光エネルギー利用システムを設置すると、月々の電気代や燃料費は格段に節約できますが、初期費用がまだまだ決して安くないために、先10~15年に渡って使用しないと損得勘定では得になりません。
住宅用の太陽光発電システム設置に関する補助金制度などを設けている市町村もありますので、導入検討時には依頼先や行政機関にお問合せください。
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