こんにちは。 超耐震SE構法で建てる家【つむぐ家】の田中です。
家を建てる時に一番大切な事って何でしょうか?
それは、家族の命に係わる「基本性能」ですと以前お伝えしました。
基本性能とは具体的には、下の黒い部分
「耐震性」 と 「断熱気密性」です。
今回はその「耐震性」について
「どれくらいの耐震性能の住まいを建てるべきなのか」
「大地震に対して安心して暮らすためにはどうかんがえるべきか」
という事をお伝えしていきたいと思います。
まず現在、日本には住宅の耐震性能を表す「等級」が3つあります。
「耐震等級1・耐震等級2・耐震等級3」
この「耐震等級1」がまず基準になります。
この「等級1」の家の強さがどの程度なのかと言いますと、
50年に1度来るかもしれない地震(震度5強程)に対して家が傷つかず、
500年に1度来るかもしれない地震(震度6強程)が来ても倒れない
という強さを持つ家になります。
これが地震国日本が定めた住宅の耐震性能の最低基準になります。
その等級1を基準に、等級2と等級3は次の様に強くなります。
ここで
等級1の1.25倍?や1.5倍?って言われても分かりにくいですね。
こういう時は実際に耐震等級1や2や3の家が過去の大地震でどうだったかを知るのが一番でしょう。
過去には下の表の様に実に多くの地震による被害がありました。
この中で「2016年4月の熊本地震」では、
500年に一度くらいしか発生しないだろうと考えられていた規模の大地震が
わずか2日間の間に2回も起きてしまいました。
耐震等級1はもともとこのレベルの地震に2回も耐えられるように設計されていません。
そしてその時、熊本県益城町には耐震等級3の住まいが16棟だけありました。
そのお家がどうだったのかがこちらです。
〈一般社団法人 くまもと型住宅生産者連合会:耐震等級3のススメより〉
上の表の中段の赤い部分に「耐震等級3」の欄があります。
この等級3の16棟の住まいは全て大きな損傷が無く、そのまま住み続けることができたそうです。
いかがでしょうか。
耐震性能は等級1でも2でも、もしかすると大丈夫かもしれません。
でもそれはたまたま運が良かっただけにすぎません。
私はこのデータを見て、いつ来るか分からない大地震に対しての対策は最大限すべきだと強く思いました。
何故なら地震災害のあと、そのまま住み続けられるかどうかは、
被災後のご家族の生活に非常に大きく影響を与える事になるからです。
だから住まいの耐震性能は、必ず現状で最高レベルの等級3で設計する事が、
これからそこで暮らす家族、地域、街、未来の子供達の為にも大切なことではないでしょうか。
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このように「住まい」について大切な事を
分かりやすくお伝えしているのが
です。是非一度ご予約下さい。
お待ちしております。
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