こんにちは
大阪の堺、富田林、大阪狭山市で高気密高断熱な注文住宅を建てている【つむぐ家】の吉田です。
寒い冬の日でも、夏の猛暑日でも、エアコンの操作一つで部屋の気温は自由に設定できます。
ではみなさんは湿度のコントロールについても一緒に行っていますでしょうか。
今回はこちらの空気線図を元にある寒い冬の日の場合で解説します。
たとえば部屋の中の気温が5℃、湿度50%だとします。(①)
部屋を暖めるためにエアコンをつけます。すると気温は上がりますが、部屋の中にある水蒸気の量は変わりません。その為、気温が上がるほど相対湿度は下がり、室温が23℃の時には相対湿度は15%、乾燥状態となります。(②)
次に加湿をします。一般的な超音波式、気化式の場合、噴霧された水分が水蒸気に状態変化する時の潜熱により空気中の熱量が奪われるため、図のように空気の温度が下がります。(③)
スチーム式の場合は水を加熱し蒸気によって加湿を行うため、気温も湿度も上昇します。(④)
①と③を比べると、どちらも同じ湿度50%ですが、空気中に含まれている水分の量(絶対湿度)が多くなっていることがわかります。(⑤)
このことから仮に家の中も外も同じ相対湿度50%であっても、室温が外気よりも高くなるほど、換気の際に入ってくる空気の絶対湿度が低くなります。
そのため新鮮な空気を外部から取り入れるたびに、部屋の気温の調整と一緒に適切な湿度のコントロールも行う必要があります。
どうでしょうか。普段何気なくエアコンなどで気温を調整していると思いますが、同じくらい、湿度の調整も必要だということです。
今度は湿度がどのように私たちの暮らしに関わってくるのかをお伝えしたいと思います。
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